SGST、新ソリューション”Puvio & Go”で無人店舗市場に参入
~出店費用を3~4割安くでき、アルゴリズムの優劣で勝負する時代へ~
天井に埋め込んだカメラと商品棚の重量センサーを用いた無人小売店舗が注目されています。人工知能(AI)による画像認識が店内顧客の購買行動を正確に把握し、決済まで無人化してしまう。顧客が事前に承諾していれば、顔認証による入退室管理と手ぶら決済も可能になります。
レジの無人化は新型コロナ対策にもつながり非接触サービスの切り札として評価されています。先行する中国、米国に引き続き、人手不足に悩む日本の小売市場においてもJR東日本、NTTデータ、富士通などが内外のベンチャー企業と提携し実証実験(POC)を通じて具体的なソリューション提案として展開し始めています。SGSTはソフト開発ならびにハード開発のシステムインテグレーターとして、中国国内の協力ベンダー数社と日本向けソリューションの共同開発を行ってきています。今般、協力ベンダー及び自社開発アルゴリズムの機能追加を行い、出店費用を30~40%抑えた無人店舗ソリューションである”Puvio & Go”を開発し、日本の小売業に対し販売開始する運びとなりましたことをご報告いたします。
AIやキャッシュレス決済を活用し、レジ作業を担う従業員がいない店舗の普及は、小売業などの労働集約型産業における生産性向上(省人化)とコロナ対策(非接触サービス化)を背景に普及段階に入ると期待されています。
【無人店舗の利点とは】
世界の小売の自動化市場は2026年までに年率15%で伸長すると言われています(調査会社モルドールインテリジェンス社)。自動化(無人化)による効果としては、
1) 省人化(人件費削減、長時間労働問題)
2) 非接触(店員と消費者)
3) 万引き防止(カメラなどによる)
4) データ分析
・キャッシュレス決済をPOSと紐付け(売れ筋/死に筋商品を早期に選別)
・顧客動線分析(カメラにより店内顧客の動線を把握し各種マーケティング情報を獲得)
【Puvio & Goの特長とは】
1) 一般にカメラやセンサーを使った無人店舗の新規出店には30-40㎡で1,000数百万円の初期コストが発生すると
言われています。月次ランニングコストも数十万円かかります。
これに対し、Puvio & Goの場合は、初期、月次ともに3,4割の削減効果が期待できます。
2) 使用する顔認証決済AIは顧客の指定するサードパーティソフトに入れ替え可能となっています。
また、他の認証方式(QRコード、PWコードなど)と合わせて利用することも可能。
3) 中国国内の複数ベンダーのアルゴリズムに加え、SGST独自アルゴリズムを付加しています。
これにより1社だけに頼る場合にくらべ格段に精度向上させています。
4) 画像解析AIの当社製品である「Puvio イメージングサーチ」と連携させることができます。
【SGST概要】
IoT、AIの領域において日本内外の最先端ソリューションにいち早く取り組み、日本の顧客向けにすばやく導入することを目指すシステムインテグレーターです。ラピッド・プロトタイピングによるアジャイル開発手法を特色とし、短期高速デリバリーで優位性を発揮します。
社名:株式会社SGST
代表取締役社長:小鹿泰光
本社:東京都港区4-1-1神谷町トラストタワー23F
事業内容:IoT、AI を活用したソリューションの企画・開発・運営・メンテ(ブランド名:Puvio)
-Puvioスマートロッカー(AI搭載、非接触での受渡し用スマートロッカー)
-Puvio イメージングサーチ 2021(商業施設等における AI による顧客動線分析)
-海外製ロボットの国内展開、輸入及び代理店(UBTECH 社、Pudu 社など)
-Puvio光触媒空間除菌ロボット 日本初&独占総代理店
-Puvio AI 電子黒板(クラウド連携型次世代ホワイトボード)
-生体認証型キャッシュレスロッカー
-JuBY2021(ジュバイ:顔、指紋、網膜、静脈などによる生体認証ゲートウエイサービス)
-無人店舗ソリューション
-重量センサー、画像処理 AI、QR コード決済によるセルフレジ